私の芭蕉布研究

 私は、2000年~2005年の芭蕉布研究の成果を20063月にベルギーのルーヴェン・カトリック大学大学院文学部東洋スラヴ学科でPh.D.論文「BashofuBanana-fibre Cloth and its Transformations of Usage and Meaning across Boundaries of Place and Time in the Ryukyu Archipelago(琉球列島における芭蕉布の、地域と時代により変わる用途や意義)」の形で発表しました。

 上記の英語論文はLeuven University Press(リューヴェン大学出版社)で「The Origins of Banana-fibre Cloth in the Ryukyus, Japan(琉球列島における芭蕉布のルーツ)」という本として2007年に出版されました。そのレビューが2010年9月にアメリカ・インディアナ大学の Journal of Folklore Researchという国際民俗学・民族音楽学研究誌に掲載されました。

  本サイトでは、上記の論文を、幾つかの部分に分けてから日本語に訳して、紹介したいと思います。

  少し逆説的ですが、最後の方にあたる「研究調査結果」を先に訳しました。その中で、英語論文で序章で述べた本芭蕉布研究の「目的」や「研究方法」などを発表してから、主な調査結果を纏めました。次からは、英語論文の最初に戻ります。各チャプターの、日本人には余計な情報は省略しますが、英語、ドイツ語、オランダ語などの外国語の資料からそのまま引用した部分は日本語にします。その為、元の英語論文と全く同じものにはならないので、ご了承ください。

  研究論文の構造には目次をご参照ください。